床暖房ならやっておいた方がいい事
こんにちは。
我が家もいよいよフローリングが貼られました。
直ぐに養生されてしまったため全体の雰囲気はわかりませんが、美しい。
我が家の採用したフローリングは、ライブナチュラルのカリンにしたのですが、やはり美しい。
それはさて置き皆様はもうお気づきなのかもしれませんが、施工している様子を見ながら重要な点に気づきましたのでご提案させていただきます。
通常i-smartで選択できるのは、シートフローリングか高耐久フローリングとなります。
そしてオプションで突き板フローリングや挽板フローリングを選べます。
詳しくはこちら
せっかくですのでなぜ我が家がこのなカリンを選んだかを書かせていただきます。
もちろん第一はその色にあります。
はっきりとした木目と、赤みかかったこの色は他の木ではだせません。
硬いというのも重要な特徴になります。
そしてカリンは希少であり、高価な木材です。
朝日ウッドテックのホームページのライブナチュラルを調べてもらうとわかるのですが、突き板の中でもっともm2の単価が高くなっていると思います。
それなのに他の種類と同様に坪11000円で貼れるのはお得感もあります。
突き板にはこれ以外にもライブナチュラルプラスと言うのがあります。
木材の幅が広くなっており、そのせいか木目も際立ち高級感があります。
カリンがないのが非常に残念ですが、一条ブロガーのSayacchiさんのお宅がこちら使われていると思われます。(違っていたらすみません)
このフローリングをあまり語ってらっしゃらないので稟議の案件なのかもしれないですね。
それ以外にはっきりと違うのは、ピュアハード塗装がされていない点です。
Sayacchiさんはコーティングされているようですが、実はこのコーティングが重要だと思っているのです。
コーティングの重要性
ライブナチュラルプレミアムを使ってらっしゃる方は、質感を損なわない為にナノピークスなどのコーティングはしないと思います。
あらかじめナチュラルマット塗装なるものが施され、汚れにくくなっているようです。
しかし傷をつけてしまったり経年による痛みはでると思います。
そんな時は表面を少し削り蘇らせることが可能だと思います。
本来無垢のフローリングと言うのはこのように再生出来るからこそ、経年のデメリットを軽減出来、長く使えるのだと思います。
挽板はこの無垢部分が少ないですからあまり深い傷は直せないかもしれません。
しかし、高耐久フローリングやライブナチュラルは厚めの塗装がされているとはいえ、表面を削る事はできません。
ましてや、シートフローリングだとプリントが剥がれたらなかなか戻すのは難しいでしょう。
以前の私の家は複合フローリングでしたが、20年ほどメンテしていなかった為か日当たりのいい場所を中心にひどく色褪せていました。
キッチンなど油などが飛ぶところはきれいにいていないと汚れが取れにくくなり、黒ずんできたりします。
現在の塗装はもっと長持ちするとは思いますが、確実に劣化します。
とはいえ、色あせたり劣化しても気にならなければなんの問題も無いです。
せっかく外壁や屋根がメンテフリーなのに・・・床が劣化したらどうしますか?
張り替えますか?
ここなんです。
床暖房ついてるとこの張替えが極めて困難なんです。
大工さんとも話しましたが、フローリングは接着剤と釘で固定しております。
床暖のパイプは紫外線があたらなければ100年もつと言われています。
ですから、配管をやり直すといった機会は無いかもしれません。
しかし床を剥がすとなったとき、床暖房のアルミ板を傷つけないのはかなり難しいのです。
一条工務店の大工さん以外の大工さんではさらに不安です。
万が一劣化しても貼りかえればいいやなどと、とても考えられなくなってしまいました。
我が家では室内で犬を飼いたいとも思っていますし、以前の床の痛み方をみて、森のしずくでのコーティングを決めました。
普段の生活をする上では元々の塗装で問題ないと思います。
ですが、長く美しさを保ちたいと思うのであれば定期的なメンテナンスは必要です。
必要な部分だけ気が向いたらワックスかけてもいいかもしれません。
ずぼらな我が家では30年保証してもらえるならとコーティングを決めました。
重たいものや、鋭利な物を落とせばコーティングがあろうが無かろうが関係ありません。
しかし細かいきずや、水気をはじいてくれるコーティングは一条だからこそやっておいた方がいいと現場をみて思ったので記事にしてみました。
参考になりましたでしょうか?
それではまた。