収納の在り方を考える
こんにちは。
今回は収納について考えてみようと思います。
一条工務店の場合、施工面積6坪に対して一個、大きさに関わらず標準です。
我が家ではまだ使用した事があるわけではありませんが、どのようなケースで採用するのかをイメージしながら採用しております。
何を収納するの?
よく収納は多くした方がいいといいますよね?
本当にそうでしょうか?
前の我が家は空部屋もあり物を置くのには困りませんでした。
そうなるとあまり必要無くてもおもちゃや衣類のお下がりを頂いたり、家具なんかも頂いたりしました。
それこそが我が家の場合、物が増える原因でした。
今回仮住まいをするにあたり、1帖の押し入れが2つ、0.5帖のクローゼット1つしかありません。
普段の衣類が入った収納ケースは収まりきりませんが、他はなんとか収まっています。
そのうち使うかもしれ無い物を沢山捨てましたし、意外に本当に必要な物は多く無いと思いましたね。
まず皆さんは家の中に何を納めたいですか?
それらを上げて収納を考えるのは非常に大事だと思います。
加えて私が思うのは、使う時に出しやす事、仕舞いやすい事が大事だと思いました。
ただ広いだけの収納は物を押し込みやすく、出しにくい収納の中には忘れ去られたいずれ使うかもしれ無い物がいつまでも残ってしまいます。
そう言った意味では用途にそぐわない奥行きのある収納も、前後に物を置いてしまう事で効率的でない場合があります。
使い勝手
一条のクローゼットはどうでしょう?
まず最初に妻が言った事は”引き出しの深さが浅い。セーターとか厚手のものはいくらも入らない。”でした。
ちなみに今の収納家具はどうかと言うと我が家では引き出し型の衣装ケースを使っています。
引き出し型に慣れてしまっている我が家にとって棚型中心の一条のシステムクローゼットは少々使い辛いかなと思いました。
棚にピッタリのボックスを入れるのもいいのですが、毎日頻繁に出し入れする衣類の場合、幼い子供では散らかしてしまうのでは無いかという懸念があります。
また子供は成長によって必要な衣類が変わる可能性があります。
もちろん身体は大きくなりますし、制服や部活の服、私服の数など……可変性のないシステムクローゼットでは不安がありました。
こうした理由から我が家では一条工務店のシステムクローゼットは頻繁に使用しない衣類の収納に使用することにしました。
おもにシーズンオフの衣類や冠婚葬祭用ですね。
一条ユニットのメリット
もちろんいい点もあります。
引き出しを引いて出し入れするよりも、棚に並んだものをとる方がアクションが少なくて済みますし、色んなパターンのシステムクローゼットが追加料金なしで設置できるのは魅力的です。
使用目的のはっきりしている収納は自由すぎる可動棚よりも、使いやすい事は多々あります。
食材のストックが多いご家庭はパントリーもありますよね。普通は可動棚でなくあれだけのパントリーを作るのはなかなか大変です。
倒れない書棚があるのも非常に魅力的ですよね。
子供部屋の壁に設置された書棚はとても有効だと思います。
教科書や辞書、絵の具や、習字の道具などちょっとしたものはクローゼットではなく、扉もなく、出しやすいこの書棚に置きたいと思っています。
その他の収納
数の制限のない押し入れもいくらか必要ですよね。
ismartの場合、普段羽毛布団が必要なくなるという先輩方は沢山います。
しかし災害等あった時、やはり暖を取れる布団がないのは怖いかと思います。
圧縮してでも我が家は持っている予定です。
その為にはやはり幅135センチ奥行き90センチの押し入れを1つは欲しいです。
また、五月人形など入れる場所も考えなくてはならないですし、旅行カバンなんかもかさばります。
小屋裏収納もあります。
最初は五月人形を入れたいと思いましたが、小屋裏は温度が上がる為オススメしないと言われました。
施工面積を増やすよりよっぽど経済的です。
面倒臭さがりの我が家では、乗せたはいいが使わない物の収納になりそうだと言う理由で辞めました。
二階ですら歳を取るとあまり使わないのにあの小さな階段は将来的に不安です。
収納する為の部屋
ウォークインクローゼットを作れば自由に置けるし追加料金もかかりません。
追加料金がかからない事は非常に助かるシステムです。収納を増やす事を躊躇する必要がありません。
ただウォークインクローゼットは使い勝手に少し疑問を感じました。
置くもののサイズを選ばなくて良かったり、衣装ケースなどを置いて使いやすく配置できるのはいいと思います。
しかし、奥まで有効に使う為にはクローゼットの中にさらに物をだしいれするスペースを確保する必要がある訳です。
空間を分けて使いたいとか、置くものを限定しない場合は有効だと思いますが、収納力が上がるかは疑問でした。
使用頻度が高く散らかり易い場所
シューズクロークも立派な収納のスペースです。
我が家の使用目的は、日々の鞄やバック、夏場は部活で使うクーラーボックス、部活の道具、帽子や冬はコート、ケースで買ってきた飲み物等を想定しています。
ベビーカーなどはもう使いませんし、基本外で使う大きなものは外の物置となります。中にある必要がないですから。
ですから深さを45cmしか取っていません。
むしろその方が置きやすいと思っています。
今後の我が家にあう収納は?
動線優先の我が家の場合、各部屋は狭くなってしまいました。
ですから子供部屋には他の収納家具を置かなくていいように、書棚とクローゼットが背中合わせになったタイプを採用しています。
クローゼットの奥半分に棚がある構造よりも、半分のスペースを反対側の部屋から利用した方が遥かに効率的です。
子供の頃は特に、学校で使用するものを毎日出し入れしますし、細々とした物が多くなるのでこの方がいいかなと思っています。
壁一面がこのような収納にすることによって部屋自体は小さくても問題ないと思っています。
また頻繁に使う衣類に関しては洗面脱衣室にikeaのPAXを使用することにしました。
もちろんコストはかかりますが、引き出し等の選択肢も多く、照明やコンセントを設置して使いやすくカスタマイズできます。
また、生活変化に合わせて手軽にユニットを組み替えられる点もメリットです。
組み立てが苦手なかたには、少し高くなりますが、リクシルにもユニット式のものがありますし、南海プライムウッドなんかもあります。
他にも建材メーカーの物もあると思います。そのようなものならば一条側で手配、施工してもらえると思います。
まとめ
せっかく追加料金なしで色々なシステムクローゼットが選べる訳ですから出来る限り活用した方がいいですよね。
使用しなくてもお金が戻る訳ではありませんし。
今後の生活の変化にも対応出来るように押し入れやウォークインクローゼットなどの検討も大事になってくるかと思います。
確かに収納が沢山ある分には不便はないかもしれません。
しかしその場所や、出し入れのし易さは、中に入れた物の使用頻度を大きく左右します。
ことに子供は面倒臭くなるとその場に放置するようになってしまいます。
叱らなくても片付けてくれれば一番いいですよね。
結局我が家ではとりあえず入れる場所の採用をみおくり、使いやすい収納を考えて選んだつもりです。
参考になりましたでしょうか?
それではまた。